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1) 支援する方法の確定

より自然な形で、環境負荷の低い方法で、被災地の状況が改善することを目指します。現地の要望を汲み取ると同時に、日本独自の環境保全ノウハウも積極的に取り入れようと考えています。

日本から技術的アドバイスをして頂ける専門家と、セルビア側の人材を引き合わせ、協同調査を行い、具体的にどのように除染作業を実施するのが最適なのか確定するという、重要な課題です。

「できることをやる、みんなで」

これは、世界中の「諦めかけているあなた」へのメッセージです。何を隠そう、私たちが諦めかけていました。危ないところでした。なぜなら、「出来ないだろう」と少しでも思ったら、それは絶対に出来ないから。

不思議なことが続きました。あちらから声を掛けてくださる人が次々と現れたのです。それでもまだ不安でいたら今度は、優しく、力強く背中を押してくれる人たちがいました。見事な、芸術的な「応援」をされたのだと、後になって気づきました。

だから、そういう力をまだ信じられるというすべての人々へ… この続きの話をしませんか???

PROJECT's CONCEPTS 〜柱にある事柄たち

2) 支援する先の選定

支援方法の検討と併行して、できるだけ環境負荷の低い土壌改善技術による支援を必要としている被災者を、支援先として選定します。そのためには、この方策によるメリットや、予想される行程について、被災者側も十分に理解している必要があります。

したがって、現地での説明に先立ち、当プロジェクトを支えるメンバー間で、自主勉強会を不定期で開催しようと計画しています。

3) 支援金の確保

​プロジェクト発足時の段階で、正確な予算総額を算定することは不可能であるため、1)や2)など支援内容を詰めていく中で、大枠の目標額を常に見直していきます。

募金活動の最終的な目標金額は、その算定基準(根拠)を明示し、最新額を当ホームページのわかりやすい場所に表示し続けることで、皆様のご理解を得たいと考えています。

また、集まった支援金の総額も、最新情報を掲載すべく随時更新致します。

4) 被災地現地との連携プレー

2)の支援先選定に際して、まったく地縁の無い場所では、活動に余計な困難を追加してしまう恐れがあるため、基本的にはプロジェクトに関わってくださる方々と直接的つながりのあるところでプロジェクトを展開せざるを得ないというのが、現実的な状況です。

その流れの中で適任となる現地担当者を設定し、このプロジェクトのもともとの主旨の一つ「目に見える支援」のために、支援者の方々へ直接、現地から情報発信をしてもらう予定です。

試練

今はまだ、被災地も混乱していて、「何が必要?」と聞くと、「スヴェ(全部)」という答えが返ってきてしまう状況です。実際、家が住めなくなってしまった人々など、あまりの出来事に何か現実的な物をリクエストする心境ではないかもしれません。

一時的に不足した水や食糧、救急用品は、なんとか届いているようす。

そして、本当の試練はこれからなのかもしれません。

私たちは日本から、どうにか、長期にわたってセルビアの役に立つような支援を目指して、低予算で小規模なもので形にして、まずは一つでも成功例を作りたい、と考えているのですが…

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